少女と過保護ーズ!!続
ハイネside


「プハッ‼」


ポコンと竜希さんの手でヘルメットが外され、あたしは冷たい空気を吸う。

ヘルメットはどうも息苦しいよね。

皆、自分は被らないのにあたしには絶対に被せるもんね。


「くくっ。自分で下りれるか?」


ヘルメットをハンドルにかけながら聞いてくる竜希さんに頷く。


「うん。楽勝、下りられ・・・」


優さんとの決別から2日。

あたしは竜希さんと八雲さんと3人で工藤組の事務所に来ていた。

事務所っていっても一軒家だ。

昔ながらの長屋みたいな。

敷地は相当広い。

玄関には立派な表札、工藤組。

まだ体調が万全ではない八雲さんの後ろではなく、竜希さんのバイクの後ろに乗って来た。

俺の後ろだと八雲さんは引かなかったけど、全員に・・・見事に全員に反対された。

特に麻也の「言うこと聞いてくれないと嫌いになるよ」が聞いたらしい。


え!?

その麻也はって?

桂は?蓮くんはって?

・・・・・・病院で寝込んでおります。


麻也と桂は、やっぱりこの寒い中の雨がいけなかったらしい。

あの後帰った途端、高熱でぶっ倒れた。

病院で倒れたから処置も早く、熱は1日で下がったけど今は咳に苦しめられてる・・・・・・。

蓮くんにいたっては



ノロウィルスで・・・。

え!?

なんで蓮くんだけノロかって?

それはあたし達にもわからず・・・。

蓮くん・・・一体何を

拾い食いしたんだろう・・・。

本人は全力否定したけど、何を拾い食いしたんだろう(断定)


え!?

あたしと竜希さん!?

聞くんじゃないっっ

聞くんじゃないよっ‼

決してあたしはバカではないっっ‼‼

竜希さんは知らん・・・バカだと思うけど‼


「あ"あ"あ"?」

「にゃんでもございません‼」


バレた‼

ガン飛ばされた‼


怖ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ‼‼


八雲さんも微妙に風邪引いてるんだけど、付いて来るってきかなくて。


え!?

そんな時になんで来たかって??


それは・・・。
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