少女と過保護ーズ!!続
「「「「わっしょーいっっ‼‼」」」」

「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉっっ!?!?」


畳ー!?

どっからか一畳分の畳が出てきたぁぁぁぁぁ‼


え!?

それどーするの!?

どぅー・・・

乗せられたぁぁぁぁぁぁぁぁ!?

それにあたしは見事乗せられ、持ち上げられた‼

まるで御神輿‼


「にぎゃああああああああ!?」

「「ワッショイ‼ワッショイ‼」」


そのまま、御神輿のような状態であたしは事務所へ運ばれていく。


怖い怖い怖い‼


ワッショイの度に畳から体が浮く。

フワッと浮く。

おーちーるー‼‼


「お嬢、無事で良かった‼」

「顔色も良いな」

「怪我はもういいんか?」

「痛いとこはないか?」


運ばれながら(なぜ?)

ワッショイされながら(お?慣れればコレ楽チン‼)

次々と優しい声がかけられる。


ああ・・・。

ここでも心配かけてしまっていたのか・・・。


申し訳ない。


「ごめ・・・」

「重くなったなぁ、お嬢」


‼??

謝りたかったのに痛恨の一撃‼

重くなっただと!?


「なってないっっ‼」


全力否定‼

太っただと!?

失敬な‼


「バカお前、女の子に「重くなった」はないだろっ」

「だからモテないんだよ」

「モテないは関係ないだろっっ!?」


モテない!?

なんでそんな話しに!?


「女の子の心もわからん奴がモテるか、ボケぇ‼」

「お前もわかってないだろーが‼ネックウォーマーを首巻きなんて言いやがって‼」


首巻き‼

お兄さん、若い顔して首巻き!?


「ああん!?」

「やんのか、ゴラァァァ‼」

「喧嘩すなっっ‼」


いい大人が!!

吠えた。

吠えてやった‼

全くいい大人がモテる、モテないで喧嘩とは嘆かわしい‼


「・・・お嬢」

「すまねぇ、お嬢」

「うむ」


基本、顔は怖いけど、この人達は素直だ。

あたしは詫びを受け取った。

畳の上で。


「さすがはお嬢・・・」

「若の認めた、娘だ」


いやいや、お嬢じゃないからね‼

雪代さんに認められたのは、頭のバカさ加減だけだからね!?

どこをどうしてそうな・・・。


「全く、これだから今時の若いのは」


如何にもーな、おっちゃんが出てきた‼

額に傷を持つ50代くらいのおっちゃんがドヤ顔で出てきた‼

なんで!?

てか、嫌な予感しかしない‼

いつまでも事務所に着かないし‼


もう一度言おう‼

嫌な予感しかしない‼‼
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