少女と過保護ーズ!!続
雪代side
残忍、残酷、冷淡……それが俺だ。
なのにアレが来たと聞いただけで、早く顔が見たくて足早になる。
だが、アレが居る部屋の前に立った所でドアを開ける手が止まる。
病室で寝てるアレを思い出す。
真っ青な顔色。
両頬に貼られた湿布。
生気を全く感じない寝顔。
あんな状態のアレが数日で、いつものアレに戻れるのか……?
笑顔を失っていないか……?
そんなアレに俺はどんな声をかけたらいいんだ……?
この感情の欠落した俺が。
それでも……
『雪代さん』
どんなアレでも、姿が見たい、声が聴きたい。
たった1人の俺の娘。
……俺はドアを開けた。
カリカリカリ……。
「「・・・・・・」」
覚悟して開けた俺を待っていたのは、いつものようにクッキーをハムスター食いしてるアレだった。
カリカリカリカリカリカリ……。
「とりあえず、食うのを止めろ」
「ぬん!?」
なんで"心外です‼"みたいな顔をしてんだ。
こっちが心外だ。
全く。
……が。
アレはどこまでもアレだった。
『ハイネは強い子だよ』
バカ犬の言葉。
ムカつくが、奴の方がアレをきちんとわかっている。
俺が思うよりずっと、強い子だ。
そして
「ハイネ」
名を呼べば。
「雪代さん‼」
いつもの元気な声が俺を呼び、ふんにゃりと気が抜けたような笑顔を向けてきた。
ああーーーーーーー。
良かったーーーーー。
心底、安堵した。
残忍、残酷、冷淡……それが俺だ。
なのにアレが来たと聞いただけで、早く顔が見たくて足早になる。
だが、アレが居る部屋の前に立った所でドアを開ける手が止まる。
病室で寝てるアレを思い出す。
真っ青な顔色。
両頬に貼られた湿布。
生気を全く感じない寝顔。
あんな状態のアレが数日で、いつものアレに戻れるのか……?
笑顔を失っていないか……?
そんなアレに俺はどんな声をかけたらいいんだ……?
この感情の欠落した俺が。
それでも……
『雪代さん』
どんなアレでも、姿が見たい、声が聴きたい。
たった1人の俺の娘。
……俺はドアを開けた。
カリカリカリ……。
「「・・・・・・」」
覚悟して開けた俺を待っていたのは、いつものようにクッキーをハムスター食いしてるアレだった。
カリカリカリカリカリカリ……。
「とりあえず、食うのを止めろ」
「ぬん!?」
なんで"心外です‼"みたいな顔をしてんだ。
こっちが心外だ。
全く。
……が。
アレはどこまでもアレだった。
『ハイネは強い子だよ』
バカ犬の言葉。
ムカつくが、奴の方がアレをきちんとわかっている。
俺が思うよりずっと、強い子だ。
そして
「ハイネ」
名を呼べば。
「雪代さん‼」
いつもの元気な声が俺を呼び、ふんにゃりと気が抜けたような笑顔を向けてきた。
ああーーーーーーー。
良かったーーーーー。
心底、安堵した。