少女と過保護ーズ!!続
ハイネside


騒がしさそのままにドアが開き、八雲さんと竜希さんが入ってくる。


八雲さ……


「雪代さん。いつまでハイネを抱きしめてるんですか?ハイネは俺の彼女です。返してください」


……っっ‼


「……あ"?」


…………んぐっっ!?

地獄から響いてきたみたいな声だった。


「おいで、ハイネ」


八雲さんが優しく笑って、両手を広げてくる。

……えっと?

いつもなら迷いなく飛び込む。

けど、今日は……


「……おい」


バチーっと睨みあう、八雲さんと雪代さん。

ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ‼‼

え!?

何コレ!?

何が起こってるの!?

てか、なんで二人とも額に青筋が立っちゃってんの!?


りゅっっ竜希さん‼

助け……

あーー‼‼


訳がわからず竜希さんに助けを求めようとしたら、竜希さんクッキーを貪ってた‼

あたしの大事なクッキーを口一杯に貪ってた!!

一心不乱で‼


うぉぉぉぉぉぉっっ‼

あたしのクッキーーーーーーーー‼

皆にもお土産にしようと思ってたのにー‼


竜希さんを阻止すべく動き出そうとするも、雪代さんに肩をキツく抱かれ身動きがとれない。


お?


「雪代さん」


お?


「あ?勝手に人の名を呼ぶんじゃねぇよ、クソ餓鬼が」


お?


「うめぇぇぇぇぇぇぇぇ‼」


あーー‼


バチバチッッ‼‼


「あちっ‼あちっ‼」


火花‼

めっさ火花が散ってる‼

飛び火する‼

あたしに‼


「「……」」


おーー‼??(汗)
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