クラスのマドンナに告られた
そして服を着て出てきた未来はかわいかった。だが、すぐにこれはだめだと思った。理由はシンプル、未来の良さと、ワンピースの良さは違うかったからだ。だが、この事実をどう伝えるか。シンプルに伝えてもいいのだが、それは未来を悲しませるかもしれない。よし、上手い言葉を探そう。
「未来、俺が選んでなんですけど、その服ダメみたいです。何しろ、未来と相性があんまりよくない感じがして、素材はいいんだけど、その素材を生かし切れていないみたいな感じがして、それで」
「ストップ、翔太君私に来使ってない? いつもの翔太君じゃないみたい」
「俺はいつも通りだと思うが」
「だってさっきの言葉、どころどころ敬語なってたし」
「敬語になってた?」
そんなつもりはなかったのだが。
「敬語にされちゃあ、距離感じるよ」
「そんなつもりはなかったんだがな」
「だからさ、私は気にしないから自由に選んでよ。それに、私、翔太君が選んだやつだったらどんなださTでも着るから」
「いや、ださT は着るなよ」
未来の良さがかき消されるわ!
「翔太君が酷いやつを選ぶとは思えないし」
「俺、ファッションセンスないぞ」
「大丈夫!」
「どこから出た自身なんだよ」
とはいえ、未来から信用されてしまってる以上、未来にとっていい服を選ばなきゃな。
そして最終的に二〇分程度かけてようやくいい服を選べた。
「最終的に選べてよかったー」
「翔太君のセンス良かったよ」
「そうか、褒めてくれてありがとう」
そんな時だった。
「お! 翔太じゃねえか。久しぶりだな」
と、声をかけられたのは。