青いベンチ
「俊イチゴ似合ってる!」

「嬉しくね~」

そんな会話をしていると、

「玲菜?何してるの?」

その声の方をふりかえると、

「雄太じゃん!」

玲菜がいったが、誰?

「彼氏?」

翼が言った。

「あれ?言わなかったっけ?雄太。うちの彼氏」

玲菜は彼氏いたんだ。知らなかった。

「じゃあ恋人同士一緒にいたら?」

俺はつい言ってしまった。

「マジ!いいの?じゃあ行くね!後でまた行くから!」

そう言って玲菜は行ってしまった。

やばい、泣きそうになる。

「よし俊俺らも彼女つくろうぜいつか。」

「いつかっていつだよ!」

「それは努力次第!」

「なんだそりゃ。」

そう言ったけど、なんか元気になった気がした。



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