副社長は輝きを秘めた彼女を暴きたい
「あ、あははは! 塁!」

ヒカリさんは笑いながら塁さんの隣に座った。

「親父、お袋。那智と結婚する」

「ああ。おめでとう。那智ちゃん、よろしくな」

塁さんはニコっと微笑み優しく笑った。

「はい。不束者ですが、どうぞよろしくお願いします」

「よろしくね、那智ちゃん! あんた、大丈夫なの? ちゃんと加減してんの? こんなちっちゃくて可愛い子」

「やめろ。大丈夫だから」

絃は頭を抱えている。

「俺の息子だからな。あなどれん」

「親父と一緒にすんな」

「なんの話し?」

私はわからず絃を見上げる。

「大丈夫。気にしなくていい」

「え? まさか…まだなの!?」

「なわけ…」

絃は何故か途中で言葉を飲み込んだ。

「ククククっ。だよな? なわけだよな。はーおかし。那智ちゃん、まぁいろいろ大変だろうけど絃を頼むな」

「あ、はい!」

「ふふふ! 可愛い」

ヒカリさんはそう言ってずっとニコニコしていて、明るくて太陽みたいに見えた。
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