クールなイケメン御曹司が私だけに優しい理由~隣人は「溺愛」という「愛」を教えてくれる~
「き、桐生課長、や、止めてくださいね。し、心臓が……」


あまりの爆弾発言に、冗談とわかっていても胸がキュンと熱くなる。


「詩穂ちゃん。桐生さんの言う通り、僕たちと一緒に式挙げようよ」


「しょ、将太君まで! み、みんなでからかわないで」


ただの冗談なのに、こんなに激しく動揺してる自分が本当に恥ずかしい。


「でも、もしお姉ちゃんが桐生さんと結婚したら、私達は桐生グループの親戚? それってすごくない?」


「そうなりますね。私はものすごく光栄です。皆さんと家族になれるなら」


「わーい! カッコいいお兄ちゃんと家族だぁ」


「太一まで」


子どもからも好かれる拓弥さん。
「桐生課長」と「拓弥さん」には大きな違いがあり過ぎて、未だに同一人物なのかと疑ってしまう。
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