その時はきっと 星空がきれい


キンコンカンコン

今日最後のチャイムが鳴った。

「帰る前に進路希望調査を配るからちゃんと記入して提出するように。」

進路希望か、どうしようかな。
この子もこの子もそれぞれの場所に進むんだ、なんだか不思議だ。まだまだ子どもだと思っていたのに、''大人''はもう僕らのすぐそばまで来ているらしい。将来や未来に希望や期待を抱いたことなんてない。ただ何となく過ごせばそれなりに普通な暮らしができて、普通に歳を取っていけると思っていた。
まぁとりあえず今すぐ考えて出るものじゃない、ゆっくり答え出すか。
< 16 / 72 >

この作品をシェア

pagetop