その時はきっと 星空がきれい

「あの、お名前を聞いてもいいですか」
「はい。天海 星那 です。あなたのお名前は?」
「僕は長谷川 瞬 です。星那さんと呼んでもいいですか」
「はい!私は瞬くんって呼ばせてもらおうかな」
「はい!」
「瞬くん、この本はどうかな?これも私好きなんです」
「読んでみます!ありがとうございます」
「星那さんは何か読む本は…?」
「私は今これを読んでいます!」
「よければ向こうのカフェで一緒に読みませんか」
「はい、よろこんで」
少し驚いた様子だったが、優しく微笑んでくれた。僕は星那さんといると僕じゃないように、何かが僕を乗っ取ったように積極的に話しかけてしまう。好きになるとはこういうことなのか。いつも自分に驚く。やはり何かの魔法か?ってまぁそんなわけないんだけれど。
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