ワケありニートな年下ワンコを飼いました
会社へ戻る井上さんを見送ったあと、少しだけ歩くことにした。たくさん食べたし、しっかり消化しなくちゃ。
今日は快晴で、ぽかぽか陽気。ヒールじゃなくて、歩きやすい靴を選んで正解だった。
芝公園のほうへ歩いて、目の前にそびえる東京タワーを見上げる。スカイツリーもいいけれど、この赤と青空のコントラストも好きなのよね。
だけどやっぱり、この気持ちがいい空気をガクくんと共有したい。一緒に、のんびり歩きたいと思った。
本屋へ行くと言っていたけれど、どのあたりにいるのかな。電話をかけてみると、2回のコールですぐに応答があった。
「あ、ガクくん? いまどこにいるの?」
「芝公園にいますよー。ぽかぽかしているから、彩女さんとお散歩したいなぁと思っていたところです」
「え、私もよ」
驚いた。同じ場所で、同じことを考えているなんて。無性に嬉しくて、口元が緩む。
「本当ですか? 以心伝心ですねー!」
「いまタワーの下にいるから、そっちへ行くね。どのあたり?」
「もみじ谷の、滝のところにいまーす」
本当に、すぐそこじゃない。思わず、早足でガクくんのところへ向かった。
「彩女さーん、こっちでーす!」
大きく両手を振るガクくんが見えて、自然と笑みがこぼれる。
やっぱりひとりじゃなくて、一緒がいいな。
今日は快晴で、ぽかぽか陽気。ヒールじゃなくて、歩きやすい靴を選んで正解だった。
芝公園のほうへ歩いて、目の前にそびえる東京タワーを見上げる。スカイツリーもいいけれど、この赤と青空のコントラストも好きなのよね。
だけどやっぱり、この気持ちがいい空気をガクくんと共有したい。一緒に、のんびり歩きたいと思った。
本屋へ行くと言っていたけれど、どのあたりにいるのかな。電話をかけてみると、2回のコールですぐに応答があった。
「あ、ガクくん? いまどこにいるの?」
「芝公園にいますよー。ぽかぽかしているから、彩女さんとお散歩したいなぁと思っていたところです」
「え、私もよ」
驚いた。同じ場所で、同じことを考えているなんて。無性に嬉しくて、口元が緩む。
「本当ですか? 以心伝心ですねー!」
「いまタワーの下にいるから、そっちへ行くね。どのあたり?」
「もみじ谷の、滝のところにいまーす」
本当に、すぐそこじゃない。思わず、早足でガクくんのところへ向かった。
「彩女さーん、こっちでーす!」
大きく両手を振るガクくんが見えて、自然と笑みがこぼれる。
やっぱりひとりじゃなくて、一緒がいいな。