ワケありニートな年下ワンコを飼いました
「私が無駄に打たれ強いので、大丈夫ですよ。荒波に揉まれてばかりですから、ちょっとやそっとじゃ壊れませんし」
「あはは、頼もしい。きっとガクは、彩女さんのそういうところが好きなんでしょうね」
「そ、そうなんですかね……」
女らしくなれないと悩んでいた私にとって、こういうタフな部分を好きだと思ってもらえるのであれば、とても嬉しい。
やっぱり私たちは、正反対な部分が多いからこそバランスがとれるのかな。
「そういえば、ガクにもチョコを買ったんですか?」
「あ、はい。チョコブラウニーを」
「あぁ、ガクが一番好きなお菓子ですからね」
「そうみたいですね。お店指定でリクエストされました」
そう、今日はバレンタインデー。だからマスターにも、日ごろのお礼を兼ねてチョコを渡した。
ガクくんは自らリクエストしてきたから、悩まなくて済んだわ。
「子どものころから、チョコブラウニーが好きなんですよ。ガクの母親が、よく作っていたみたいで」
「そうなんですか」
「……やっぱりガクは、家族の話をしませんか?」
私が頷くと、マスターは寂しそうな笑顔を見せた。やっぱり自分の兄と甥っ子が不仲だと、悲しいわよね。
恋人になったとはいえ、私のスタンスは変わらない。ガクくんが話したくなるまで、こちらからは触れないようにしている。
「あはは、頼もしい。きっとガクは、彩女さんのそういうところが好きなんでしょうね」
「そ、そうなんですかね……」
女らしくなれないと悩んでいた私にとって、こういうタフな部分を好きだと思ってもらえるのであれば、とても嬉しい。
やっぱり私たちは、正反対な部分が多いからこそバランスがとれるのかな。
「そういえば、ガクにもチョコを買ったんですか?」
「あ、はい。チョコブラウニーを」
「あぁ、ガクが一番好きなお菓子ですからね」
「そうみたいですね。お店指定でリクエストされました」
そう、今日はバレンタインデー。だからマスターにも、日ごろのお礼を兼ねてチョコを渡した。
ガクくんは自らリクエストしてきたから、悩まなくて済んだわ。
「子どものころから、チョコブラウニーが好きなんですよ。ガクの母親が、よく作っていたみたいで」
「そうなんですか」
「……やっぱりガクは、家族の話をしませんか?」
私が頷くと、マスターは寂しそうな笑顔を見せた。やっぱり自分の兄と甥っ子が不仲だと、悲しいわよね。
恋人になったとはいえ、私のスタンスは変わらない。ガクくんが話したくなるまで、こちらからは触れないようにしている。