ワケありニートな年下ワンコを飼いました
「うぅー、さっぶー!」
背中を丸めながら、ガクくんが帰ってきた。
「外、めっちゃ寒いですよ。鼻水が出てきちゃ……ックショイ!」
「大丈夫? はい、ティッシュ」
「すびばせん……」
受け取ったティッシュで鼻をかむ姿は、やっぱり子どもみたいでかわいい。真っ赤になっているし。
そのあと、鼻をグズグズさせながら閉店作業をするガクくんを待って、ふたりで帰路についた。
「はぁ、やっぱり寒いな~」
白い息を吐きながら、ガクくんが鼻をすする。確かに寒いものの、特別冷えているというわけではないと思うけれど。
「早く帰って、チョコブラウニーを食べなくちゃ!」
「こんな夜中に食べるの?」
「当たり前じゃないですか。日付は変わっちゃいましたけど、バレンタインデーですから」
……なんだか、ずっと鼻声な気がする。妙に寒がるし、軽く咳もしていたし。もしかすると、風邪気味なのかもしれない。帰ったら、ゆっくりお風呂へ入って温まってもらわなくちゃ。
「彩女さんは、なにが食べたいですか? ホワイトデーのお返し」
「ガクくんが作るものなら、なんでもいいよ。全部、美味しいから」
「それは嬉しいんですけど、選択肢が多すぎじゃないですかぁ」
普段通り無邪気に笑う様子を見る限り、具合が悪そうな感じはない。と、思っていたけれど……。
背中を丸めながら、ガクくんが帰ってきた。
「外、めっちゃ寒いですよ。鼻水が出てきちゃ……ックショイ!」
「大丈夫? はい、ティッシュ」
「すびばせん……」
受け取ったティッシュで鼻をかむ姿は、やっぱり子どもみたいでかわいい。真っ赤になっているし。
そのあと、鼻をグズグズさせながら閉店作業をするガクくんを待って、ふたりで帰路についた。
「はぁ、やっぱり寒いな~」
白い息を吐きながら、ガクくんが鼻をすする。確かに寒いものの、特別冷えているというわけではないと思うけれど。
「早く帰って、チョコブラウニーを食べなくちゃ!」
「こんな夜中に食べるの?」
「当たり前じゃないですか。日付は変わっちゃいましたけど、バレンタインデーですから」
……なんだか、ずっと鼻声な気がする。妙に寒がるし、軽く咳もしていたし。もしかすると、風邪気味なのかもしれない。帰ったら、ゆっくりお風呂へ入って温まってもらわなくちゃ。
「彩女さんは、なにが食べたいですか? ホワイトデーのお返し」
「ガクくんが作るものなら、なんでもいいよ。全部、美味しいから」
「それは嬉しいんですけど、選択肢が多すぎじゃないですかぁ」
普段通り無邪気に笑う様子を見る限り、具合が悪そうな感じはない。と、思っていたけれど……。