ワケありニートな年下ワンコを飼いました
コーヒーだと薄くなったり濃すぎたりしてしまうけれど、なぜかハーブティーだけは美味しく淹れられる。ガクくんの症状が、少しでも楽になるものを選ばなくちゃ。
彼がいろいろと買い足しているから、ひとりで暮らしていたときよりもハーブの種類が豊富になっているんだけど……今日は、鎮静作用があるカモミールにしようかな。
葉を入れたティーポットにお湯を注いで、ふたをして5分ほど蒸らす。うん、ほのかに甘くて、いい香り。
ティーカップを用意して寝室に行くと、ガクくんは半身を起こしてぼんやりしていた。
「大丈夫?」
「なんか、横になると鼻が詰まっちゃって~……」
「喉の痛みはどう?」
「ん~、ちょっとイガイガします」
ティーポットとカップをサイドテーブルに置いて、ガクくんの額に手を当ててみる。体温は、さっきとほとんど変わらないみたい。
「寒くない?」
「すこーし……」
「今日は、カモミールにしたの。体が温まるわよ」
「さっすが、彩女さん。ナイスチョイスです」
ペアのカップに、それぞれカモミールティーを注ぐ。これを飲んで、ぐっすり眠れたらいいんだけど。
「鼻がグズグズしているから、香りと味があんまり楽しめない……あぁ~、せっかく彩女さんが淹れてくれたのに……」
カモミールティーをひと口飲んで、ガクくんが大袈裟に嘆いた。
彼がいろいろと買い足しているから、ひとりで暮らしていたときよりもハーブの種類が豊富になっているんだけど……今日は、鎮静作用があるカモミールにしようかな。
葉を入れたティーポットにお湯を注いで、ふたをして5分ほど蒸らす。うん、ほのかに甘くて、いい香り。
ティーカップを用意して寝室に行くと、ガクくんは半身を起こしてぼんやりしていた。
「大丈夫?」
「なんか、横になると鼻が詰まっちゃって~……」
「喉の痛みはどう?」
「ん~、ちょっとイガイガします」
ティーポットとカップをサイドテーブルに置いて、ガクくんの額に手を当ててみる。体温は、さっきとほとんど変わらないみたい。
「寒くない?」
「すこーし……」
「今日は、カモミールにしたの。体が温まるわよ」
「さっすが、彩女さん。ナイスチョイスです」
ペアのカップに、それぞれカモミールティーを注ぐ。これを飲んで、ぐっすり眠れたらいいんだけど。
「鼻がグズグズしているから、香りと味があんまり楽しめない……あぁ~、せっかく彩女さんが淹れてくれたのに……」
カモミールティーをひと口飲んで、ガクくんが大袈裟に嘆いた。