ワケありニートな年下ワンコを飼いました
とりあえず、面倒な感染症ではないのならよかった。熱があっても元気だし、数日静養していればスッキリ治りそう。
それにしても、診察だけで半日つぶれちゃうなんて。具合が悪いから行っているのに、こんなに待たされるなんて大変よね。
「お待たせしましたぁ」
30分ほど経って、ガクくんが車に戻ってきた。やっぱり薬局も混んでいたみたい。
ガクくんは助手席に座ると、大きく息をついて背もたれに体を預けた。
「はぁ~……人が多かった……」
「大丈夫? 疲れたでしょう」
「お布団が恋しいです……それに、お腹も空いたぁ」
「帰ったら、鍋焼きうどんでも食べる?」
「……あ、僕が買い置きしていたやつですね。火にかけて温めるだけのやつ」
その微妙な間がなにを意味するのか分かってしまうのが、悲しいところだわ。
「そうよ。鍋焼きうどんなんて高度なメニューを、私が自分で作れるわけないでしょう?」
「高度なメニューって」
いつもの調子で、ケラケラ笑うガクくん。その表情を見て、なんだかホッとした。当たり前だけど、やっぱり元気でいてくれるほうがいい。
「作り方、教えましょうか? あ、でもうちに土鍋ってなかったなぁ」
「それじゃあ、元気になったら買いに行く?」
「行きたーい!」
そのあと、風邪が治ったらなにをするかふたりで考えながら、家路についた。
それにしても、診察だけで半日つぶれちゃうなんて。具合が悪いから行っているのに、こんなに待たされるなんて大変よね。
「お待たせしましたぁ」
30分ほど経って、ガクくんが車に戻ってきた。やっぱり薬局も混んでいたみたい。
ガクくんは助手席に座ると、大きく息をついて背もたれに体を預けた。
「はぁ~……人が多かった……」
「大丈夫? 疲れたでしょう」
「お布団が恋しいです……それに、お腹も空いたぁ」
「帰ったら、鍋焼きうどんでも食べる?」
「……あ、僕が買い置きしていたやつですね。火にかけて温めるだけのやつ」
その微妙な間がなにを意味するのか分かってしまうのが、悲しいところだわ。
「そうよ。鍋焼きうどんなんて高度なメニューを、私が自分で作れるわけないでしょう?」
「高度なメニューって」
いつもの調子で、ケラケラ笑うガクくん。その表情を見て、なんだかホッとした。当たり前だけど、やっぱり元気でいてくれるほうがいい。
「作り方、教えましょうか? あ、でもうちに土鍋ってなかったなぁ」
「それじゃあ、元気になったら買いに行く?」
「行きたーい!」
そのあと、風邪が治ったらなにをするかふたりで考えながら、家路についた。