ワケありニートな年下ワンコを飼いました
「き、急にどうしたの?」
「かわいい大好きー! って思ったので、すぐに表現してみました。僕も彩女さんのこと、もっと知りたいです。これからたくさん、お互いのことを話しましょうね」
こういうところ、本当に犬みたいでかわいい。
だけど自分の家族には、素直な気持ちを伝えられていないのよね。
私が長年抱えていた家族へのわだかまりは、これでようやくなくなった。だから今度は、ガクくんの番。
でも私から促すつもりはない。彼がどう感じて、どう行動するかが大切だもの。
どうして私が急に実家へ行ったのか、ガクくんに理解できないわけない。彼の身の上を聞いた1週間後だし。
私は自分がやるべきことをやって、あとは信じるのみ。このままでいいわけないって、本人もよく分かっているはずだから。
急がなくてもいい。自分のタイミングで、しっかり家族と向き合ってほしい。そう思っていたら……。
「彩女さんの度胸とエネルギー、分けてくれませんか?」
その夜、寝る支度を整えてベッドへ入ると、ガクくんが真剣な表情で言った。
「僕も、家族と向き合いたいです。でも勇気が出なくて……だから、彩女さんに分けてもらいたいんです」
とても真っすぐで、澄んだ瞳。ほんの少し背中を押してあげたら、きっと上手くいきそうな気がする。
「かわいい大好きー! って思ったので、すぐに表現してみました。僕も彩女さんのこと、もっと知りたいです。これからたくさん、お互いのことを話しましょうね」
こういうところ、本当に犬みたいでかわいい。
だけど自分の家族には、素直な気持ちを伝えられていないのよね。
私が長年抱えていた家族へのわだかまりは、これでようやくなくなった。だから今度は、ガクくんの番。
でも私から促すつもりはない。彼がどう感じて、どう行動するかが大切だもの。
どうして私が急に実家へ行ったのか、ガクくんに理解できないわけない。彼の身の上を聞いた1週間後だし。
私は自分がやるべきことをやって、あとは信じるのみ。このままでいいわけないって、本人もよく分かっているはずだから。
急がなくてもいい。自分のタイミングで、しっかり家族と向き合ってほしい。そう思っていたら……。
「彩女さんの度胸とエネルギー、分けてくれませんか?」
その夜、寝る支度を整えてベッドへ入ると、ガクくんが真剣な表情で言った。
「僕も、家族と向き合いたいです。でも勇気が出なくて……だから、彩女さんに分けてもらいたいんです」
とても真っすぐで、澄んだ瞳。ほんの少し背中を押してあげたら、きっと上手くいきそうな気がする。