誓約付き!?期間限定の同居生活~不仲なはずの狼系ドクターは、義妹を寵愛する
忙しい先生が・・・私のために・・・
「ありがとうございます。お母さんの喜ぶ姿が目に浮かびます」
「そうだな・・・それと、実家に挨拶に向かう前に、寄りたい所があるんだ」
「何処ですか?」

先生が私の耳元に顔を寄せると、
「美来を抱いてから教えるよ」
吐息混じりの、ゾクッとするほどの甘い声で、囁いた。
「婚姻届、書かないと・・・それに、宿直明けで疲れてるのに」
「体力には自信があるから、心配するな。さぁ・・・恋人最後の時を心に刻もうか」

ベッドの上での先生は、病院での冷静な姿と相反する。
「先生に与えられる愛情で、溶けてしまいそうです」
「これでも手加減してきたんだ。妻となれば、もう遠慮はしない」
「今以上に愛されたら私・・・疲れてる先生に無理を言っちゃうかもしれませんよ?」
「美来から俺を求める日が、楽しみだよ」

それから、声がかすれるくらい啼かされて・・・悦びは何度も体中を駆け巡る。
愛する人の温もりを五感全てで感じ、恋人最後の先生に与えられる優しさと激しさで、心も体も満たされた。

「次抱く時は、富城美来だな」
髪を撫でる先生に見つめられると、ずっと変わらずドキドキする・・・
「そろそろ、出かけようか」
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