誓約付き!?期間限定の同居生活~不仲なはずの狼系ドクターは、義妹を寵愛する
その後は、入れ替わり立ち替わりで、病院関係者の人が来て、無事、お披露目会は終えた。

「俺達、部屋に行くよ。今日はありがとう」
「こちらこそ。私達にとっても、幸せな1日になったよ。ありがとう」
富城さんとお母さんに挨拶をして、私達は、今夜過ごすホテルの最上階へ向かい、余韻に浸りながら、2人の時間を過ごす。

先生と私のスマホで、皆と一緒に撮った写真や動画を見ていると、幸せが込み上げてきた。
「先生と出逢えて良かった」
「本当に?」
「もちろんです!嘘なんてつきません!」
「そんなにムキにならなくても、分かってるさ」
「先生、亜久津さんに私のこと、何て言ってたの?」
「美来は可愛いくて、守るのは俺しかいないし、誰にも譲らない。それから」
「それから?」
「美来が愛するのは、俺だけだ・・・」

私の背中に手を回したまま、先生がゆっくりとベッドに倒れ込むと、私が覆い被さる体制になった。
「いつになったら、俺を誘うのか待ってるのに・・・」
「えっと・・・だって・・・恥ずかしいし、どうしていいか・・・」
「今日は想い出として、頑張ってみようか?」

私は覚悟をして、先生のシャツのボタンを外し、いつも先生が愛してくれるように、手と唇を這わす。
先生の小さな吐息が合図になって繋がると、先生が起き上がり、
「今日はここまで。次は俺の番だ。俺は――」
たくさんの愛の言葉を耳元で囁きながら、体の芯に響くように深く突き動かされ、幸せが体中を駆け巡る。

先生の愛の言葉を信じて・・・
いつまでも、この幸せが続きますように・・・
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