誓約付き!?期間限定の同居生活~不仲なはずの狼系ドクターは、義妹を寵愛する
翌日の朝、お母さんに天真を預けた後、車で徳関大学病院に向かった。
目の前に広がる建物を見るだけで、胸が締めつけられる。
中に通されて、事務局に近づくと、あの頃の嫌な空気を思い出し、不安が押し寄せてきたけど、今日は先生が一緒だ、不安なんて何も無いと、自分に言い聞かせた。
事務局に向かうとドアが開き、立っていたのは・・・
「中上さん、お久しぶりです。藤里です」
「あら、まさかと思っけど、お久しぶりね。何のご用?」
「あの、今日、大野先生とお約束してまして」
「大野先生と?貴女が?」
「いえ、私では・・・」
「そうよね、大野先生は今日、とても大切な人とお約束があるのよ。貴女に割いてる時間は無いし、勿論、私もだけどね」
「すみません、お邪魔しまして」
「えぇ、とてもね。でも、出来が悪かった貴女に邪魔されるのは、慣れてるわ」
その会話を、ドアで中上さんに見えないように立って聞いていた先生が、私の肩を抱いて、中上さんの前に立った。
「申し訳ありません。とてもお忙しい時に、私の妻が大変失礼しました」
先生の押し殺す声・・・初めて聞いた。
凄く・・・怒ってる・・・
「えぇ、本当に。彼女はいつも私の邪魔・・・えっと・・・貴方は確か・・・」
「本日、大野先生とお約束してます、富城と言います」
「これは、富城先生!ようこそ、お待ちしておりました!えっと・・・今、妻と・・・あらっ、聞き間違えたかしら」
「いえ、こちらでお世話になっていた藤里美来は、私の妻です」
目の前に広がる建物を見るだけで、胸が締めつけられる。
中に通されて、事務局に近づくと、あの頃の嫌な空気を思い出し、不安が押し寄せてきたけど、今日は先生が一緒だ、不安なんて何も無いと、自分に言い聞かせた。
事務局に向かうとドアが開き、立っていたのは・・・
「中上さん、お久しぶりです。藤里です」
「あら、まさかと思っけど、お久しぶりね。何のご用?」
「あの、今日、大野先生とお約束してまして」
「大野先生と?貴女が?」
「いえ、私では・・・」
「そうよね、大野先生は今日、とても大切な人とお約束があるのよ。貴女に割いてる時間は無いし、勿論、私もだけどね」
「すみません、お邪魔しまして」
「えぇ、とてもね。でも、出来が悪かった貴女に邪魔されるのは、慣れてるわ」
その会話を、ドアで中上さんに見えないように立って聞いていた先生が、私の肩を抱いて、中上さんの前に立った。
「申し訳ありません。とてもお忙しい時に、私の妻が大変失礼しました」
先生の押し殺す声・・・初めて聞いた。
凄く・・・怒ってる・・・
「えぇ、本当に。彼女はいつも私の邪魔・・・えっと・・・貴方は確か・・・」
「本日、大野先生とお約束してます、富城と言います」
「これは、富城先生!ようこそ、お待ちしておりました!えっと・・・今、妻と・・・あらっ、聞き間違えたかしら」
「いえ、こちらでお世話になっていた藤里美来は、私の妻です」