誓約付き!?期間限定の同居生活~不仲なはずの狼系ドクターは、義妹を寵愛する
来客室に通されると、
「ありがとうございました!」
案内してくれた事務員は、天真先生に頭を下げてお礼を言った後、小さくガッツポーズをしていた。
「先生、もしかして私の事・・・」
「さぁ、最後の仕上げだ」

中に入って、ソファに座って待っていると、しばらくしてドアが開いた。
天真先生から少し離れようとすると、
「離れるな。俺の体温を感じていろ」
そう言って、腰を抱き寄せた。

「富城先生、ようこそお越しくださいました。さぁ、お掛け下さい」
「お時間いただき、ありがとうございます」
「いえ、早いお返事で助かります。ところで・・・君は確か・・・前に見たことがあったような・・・」

この人、私のこと、覚えてないんだ。
私が中上さんに、嫌味を言われている横で、
「また君か。中上さんの手を煩わすなよ」
って、何度も言ってたくせに・・・
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