誓約付き!?期間限定の同居生活~不仲なはずの狼系ドクターは、義妹を寵愛する
初めは、その正体が分からないまま、日々一緒に暮らす間に、こんなにも美来を好きになっていたんだ。
誰にも話せないこの気持ち。
美来にも知られてはいけないこの気持ち。
はぁ・・・仕事に私情を、まして恋愛感情で、気持ちが晴れない1日を過ごすなんて、今までに無かった。
情けない・・・そういう思いと、自分にもこういう一面があるんだと、認識した。
美来と知り合ってから、自分さえ知らない内面が見えてきた。
本当の自分、ドクターでは無く、富城天真としての俺がどういう人間なのか。
今日は体もだるいし、熱っぽくなってきている。
家の前に着き、ため息をつきながらドアを開けると、巻き髪姿と、ベージュ系のチェックのフレアスカートに、白のニットを着て、コートを片手に持った美来が立っていた。
日頃見ない美来の姿に、驚きと胸のときめきで、心臓がうるさい。
恋の病・・・心臓外科医の俺にも治せない。
ただ・・・今の姿は、白波と会うために着飾っているんだ。
そう思うともう一つの感情も現れてきた。そう、この感情は・・・
「もう出掛けるのか?」
「はい、もう出ますね」
「遅くなるなよ。美来が迷子になったら、俺が迎えに行くはめになるんだからな」
「大丈夫ですよ。遅くなっても、白波先生が車で送るからって、言ってくれたので」
「・・・そうか。気をつけてな」
美来が横を通り過ぎようとした時、無意識に腕を掴んだ。
誰にも話せないこの気持ち。
美来にも知られてはいけないこの気持ち。
はぁ・・・仕事に私情を、まして恋愛感情で、気持ちが晴れない1日を過ごすなんて、今までに無かった。
情けない・・・そういう思いと、自分にもこういう一面があるんだと、認識した。
美来と知り合ってから、自分さえ知らない内面が見えてきた。
本当の自分、ドクターでは無く、富城天真としての俺がどういう人間なのか。
今日は体もだるいし、熱っぽくなってきている。
家の前に着き、ため息をつきながらドアを開けると、巻き髪姿と、ベージュ系のチェックのフレアスカートに、白のニットを着て、コートを片手に持った美来が立っていた。
日頃見ない美来の姿に、驚きと胸のときめきで、心臓がうるさい。
恋の病・・・心臓外科医の俺にも治せない。
ただ・・・今の姿は、白波と会うために着飾っているんだ。
そう思うともう一つの感情も現れてきた。そう、この感情は・・・
「もう出掛けるのか?」
「はい、もう出ますね」
「遅くなるなよ。美来が迷子になったら、俺が迎えに行くはめになるんだからな」
「大丈夫ですよ。遅くなっても、白波先生が車で送るからって、言ってくれたので」
「・・・そうか。気をつけてな」
美来が横を通り過ぎようとした時、無意識に腕を掴んだ。