誓約付き!?期間限定の同居生活~不仲なはずの狼系ドクターは、義妹を寵愛する
夕食は、先生特製の白身魚のアクアパッツァ、カルパッチョ、トマトソースパスタに、デザートは駅前の大好きなプリン。
「どれも、美味しい!先生、私、幸せです!」
「兄妹から、恋人になったお祝いだ」
2人は、一緒に暮らしてからの話をして、楽しい時間が過ぎた。

片付けも終わり、お風呂から上がると、先生は動画を見ている。
先生と暮らしてから、少しずつ手術の映像に慣れてきたとはいえ、痛々しさと怖さは拭えない。
それにしても・・・これは・・・何語?
「先生・・・凄いですね」
「世界にはたくさんの優秀なドクターがいる。今は良い時代で、それがネットワークを通じて、情報を知ることが出来るから、有り難いよ」

病院でも家でも、先生は時間があれば、勉強している。
敏腕ドクターと言われるその陰に、どれだけの努力をしているのかな・・・
先生のことは大好き・・・人としても尊敬する。
ずっと先生を支えていきたい。
今は邪魔しないことが、私に出来ること・・・
「先生、私、自分の部屋に行きますね。おやすみなさい」
「あぁ・・・おやすみ・・・」
画像を見ている先生の背中を見て、部屋に入った。

部屋に入ると、今まで1人で寝る事が当たり前だったけど・・・
一旦、目を開ければ先生が隣にいるんだと想像したら、いつものベッドが寂しく感じる。
先生が言う通り、買ったベッド、今日届けて欲しかったなぁって思っちゃった。

部屋の片付けを始めてしばらくすると、ノックの音と同時に、先生が入って来た。
「先生・・・どうかしましたか?」
「気を紛らわせていても、やっぱり・・・ベッドが来るまで待てそうにない」
「えっ?」
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