誓約付き!?期間限定の同居生活~不仲なはずの狼系ドクターは、義妹を寵愛する
先生に腕を引かれ、抱き寄せられると、気が遠くなるほど、貪るキスが続く。
服の中に手が滑り込み、優しく体を撫でる手に、声が漏れた。

「先生・・・待って・・・んんっ・・・」
逃げる唇を追いかけるように、先生の唇が重なり、舌が絡み合う。
もう・・・逃げられない・・・

そのままベッドに倒れ込み、服を脱がされると、先生の言葉を思い出した。
「先生・・・私の裸を見ても・・・魅力無いですよね」
「何を言ってるんだ?」
私の手を掴み、先生の胸元に手を当てた。

凄い・・・早くて強い鼓動が、テンポよく手に伝わる。
「好きな人は、違うに決まってるだろ」
先生の余裕ない顔・・・初めて見る・・・

先生を受け入れる準備だけで、もう、頭が真っ白・・・
「美来・・・目を開けて」
恥ずかしくて、瞑っていた目を開けて先生を見ると、妖美な目で見つめ、優しく微笑み髪を撫でる。

「不安か?」
「少しだけ・・・どうしていいか分からないから・・・」
「俺に全てを委ねろ。そして、美来を愛する俺を、しっかり目に焼きつけろよ」
艶やかな目に見つめられ、吐息混じりの息づかいが耳に響き、ゆっくりと先生と繋がっていく。

痛みさえも嬉しくて・・・
結ばれないと諦めていたのに、幸せ過ぎて涙が零れた。
「大丈夫か?」
先生が指で目尻を撫でる。
「はい・・・嬉しくて・・・幸せ過ぎて」
先生はキスをして頬を撫でると、そのままゆっくりと突き動かした。

天真先生と恋人同士になるなんて、想像もつかなかった。
先生に、こんなに情熱的に愛を注ぎ込まれることも・・・
「美来ごめん。初めてなのに、無理させるかも」
先生の深い愛に包み込まれて、初めての夜は過ぎていった。
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