誓約付き!?期間限定の同居生活~不仲なはずの狼系ドクターは、義妹を寵愛する
もう・・・気持ちが抑えられない・・・
「嘘は嫌です!今日、先生が廊下で小柄な女性に抱きつかれた後、頬にキスされてたの、この目で見たんだから!先生・・・怒らずに笑ってたでしょ?」
「もしかして・・・」
「身に覚えがあるんでしょ?」
「・・・あぁ、確かにあるけど」

ハッキリと認めたのが、悲しみなのか怒りなのか、感情が掻き乱されて声が出せず、ただ涙が溢れ出した。
「先生がモテるのは分かります!でも・・・先生の腕の中で・・・嬉しそうな女性がいるのは耐えられない・・・キスまで・・・」
「嬉しいね、そんなに嫉妬してくれるなんて」
笑いながら、先生は私を抱き寄せた。

「触らないで!」
胸を押して離れようとしても、先生の両手がしっかり背中を抱きしめて、逃げられない。
「キャッ!」
軽々と私を担ぎ上げてリビングに運ぶと、ソファに座らせた。

そして、近づく顔に先生のキスから逃れようと、顔を背けると、顎に手をかけ、強制的に先生に向けられると、そのまま強引に唇を奪われ、舌を絡み取られるキスが止まらない。

頭で分かっていても、流されてしまう。
先生にこんな激しいキスをされたら、誰だって・・・

息が出来ないほどのキスは続き、ようやく唇が離れた。
「キスだけでそんな顔するのに、俺から離れられるのか?」
「酷いです・・・先生」
「話を聞かないからだ。今日、抱き合つかれていたのは、俺と白波の同期で、松木だ」
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