仮面を被った私たち
〜雅目線〜
はぁ………もう最悪………
今のうちに出て行きたいけど…………それはそれでお互い面倒になる
仕方ないから待ってるけど………
明らかに長い
相手は女子生徒二人
アイツも凄い楽しそうに話している
早く帰りたいな
しばらくすると扉を閉める音が聞こえた
「…………遅い」
「悪い
アイツらがなかなか話やめねぇんだよ
女子っておしゃべり好きだよな」
「……………もう誰もいないでしょ
教室戻る」
「………話す気にはならねぇのかよ?」
「ならない
アンタには絶対に」
「………………はぁ
放課後、俺のこと話してやる
それでお前も話せ」
「いやよ
何でアンタなんかに話さなくちゃいけないのよ
どうせアンタに話したところで何も出来ないはずだし」
「どうにかしてやる
そこら辺にいる奴よりはどうにか出来るから」
「なにその自信
意味分からないんだけど」
「聞けば分かる
放課後ここに来い」
「いや」
「絶対に来い
お前が来るまで待ってるから」
「……………気が向いたらね」
そして教室に向かった
最後のアイツの顔…………
あんなに真剣な顔初めて見た…………
どうしてアイツは私にここまで…………