「生きること」 続編
それからわたしは、岡部さんに事情を話し、出勤を週4から週2に減らしてもらった。
岡部さんはそれからすぐに求人募集をし、すぐに人員補充をしてくれた。
新しく入った新人さんは、30歳の女性、原田恵さんだ。
岡部さんは、「落ち着くまで休んでいいんだよ?」と言ってくれたが、そんなわけにはいかない。
その日の閉店間際、岡部さんがお店の入口をチラチラ見ていることに気付いた。
そして、「何、あの人。さっきからこっちをチラチラ見て。くる実のストーカーじゃないの?」と、岡部さんは険しい表情で言った。
わたしは不安に思いながら、入口の方に視線を移すと、入口からこちらを覗き込んでいたのは敬ちゃんだったのだ。
わたしはクスッと笑いながら、「わたしの友達です。帰りが危ないので、迎えに来てくれてるんです。」と岡部さんに説明した。
「何だぁ、それなら良かったけど、、、なんか怪しい動きしてるから、ストーカーかと思っちゃったよ!」
岡部さんはそう言いながら、豪快に笑った。
敬ちゃんはわたしから見ても、「まだ終わらないのかなぁ。」とでも言いたそうは表情で少し怪しい動きをしていたのだった。