「生きること」 続編
寝室に戻り、ベッドに入ると黒木さんがわたしに覆い被さってきた。
そして、いつも優しい黒木さんが珍しくわたしを激しく抱いた。
わたしは激しさのあまり、いつもより声が漏れる。
「くる実さん、愛していますよ、、、」
そう言って、わたしたちは果てた。
あまりの激しさに疲れたわたしは、黒木さんの腕に包まれて眠りに就こうとしていた。
睡魔で半分眠りに落ちそうになったとき、「許してください、、、」と、そんな黒木さんの悲しげな声が聞こえた気がしたのだった。
次の日の朝、目覚めると隣に黒木さんは居なかった。
寝坊してしまったのかと、焦りながら時計を確認したが、まだ午前5時40分頃だった。
家中探したが、黒木さんの姿は見つからなかった。
今日は出勤が早いのかなぁ。
でも、もし早く出勤するとしたら、いつもなら前もって教えてくれるはずだ。
不安に思いながらも、わたしはお弁当を作り、黒木さんの休憩時間に合わせてお弁当を届けることにした。