「生きること」 続編
すると、わたしは目を覚ました。
周りからは機械音が聞こえ、ぼんやりとする視界には、わたしの手を両手で握りしめる黒木さんの姿があった。
黒木さんは目を覚ますわたしに気付くと、「くる実さん!分かりますか?!」と呼び掛け、わたしはゆっくりと力無く頷いた。
「石田さん!水森先生を呼んでください!」
「はい!」
周りが慌ただしくなる。
よくみると、わたしは色んな管に繋がれていた。
わたしは、クロダさんに助けてもらったんだ。
「黒木さん、、、」
わたしが力ない声で黒木さんを呼ぶと、黒木さんは「何ですか?!」とわたしに近寄り、耳を傾けた。
「わたし、、、クロダさんに、会いました、、、。」
「えっ?」
「クロキと一緒に、生きるんだよって、、、言われました。」
わたしの言葉に黒木さんは涙を流した。
「、、、見守ってるからって。」
黒木さんは、今までに見たことがない程泣いていた。
そして、「くる実さん、本当にごめんなさい、、、ごめんなさい、、、守るって約束したのに、、、僕は、、、。」とわたしの手を強く握り締めながら泣いた。
そのあとは、外科の水森先生が駆け付け、わたしは状態を診てもらいに、しばらく集中治療室に入っていたが、それから1週間後には一般病棟に移ることになった。