チャリパイ11~時をかける森永探偵事務所~

ともすれば、その場で斬り捨てられてもおかしくないその行為を命を賭して貫こうとしているこの4人に、格さんはなぜか、怒りよりもその生き様に対しての痛快な魅力を感じ始めていた。


(なんとも気持ちの良い…斬り捨てるには惜しい輩だ)



その時。



シチローのポケットの中で携帯が着信を知らせた。


♪~♪♪♪♪


「ハイ♪もしもし♪」


『あっ、シチロー?
凪ですけど…ごめんなさいね…こっちの手違いでみんなを江戸時代なんかに飛ばしてしまって…』


「えっ…?江戸時代に飛ばしたって…じゃあ、
オイラ達がいるここは
ホントの江戸時代って事?」


『そうよ?見ればわかるでしょ?…ちょっと修正に時間がかかりそうで…申し訳無いんだけど、もう暫く辛抱してね♪
準備が出来たらまた連絡します♪~じゃあ、そういう事で~♪』



凪との電話の内容を聞いていた他の3人も、すぐに今の自分達の状況に気が付いたようだ。


「…って事は…今、
オイラ達の目の前におわす御方は……」














「ははぁぁぁぁぁ~~!」


「今頃になって土下座してんじゃね~よっ!
俺はがっかりだよっ!」


この連中に少しでも魅力を感じた事を猛烈に後悔する格さんだった。


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