御曹司たちの溺愛レベル上昇中



***



アパートについて、村田さんにはお礼を、お母さんたちには報告をして、これで大きな出来事は一区切り。

それに、取り壊しの日に村田さんはわたしの部屋のドアを直す手配をしてくれていて、無事にひとりの空間が復活した。

これで安心!


と、思いたいところなのはやまやま。

でもわたしには、またまた人生で大きな大きな決断を下さないといけないわけで。



「……はぁ」



取り壊しの日の夜、


御曹司たちから、

"アパートの悩みがなくなったなら、ひたすら俺たちのことで悩め、考えろ"的なことを言われて……。

もう、キッチンに立つだけで誰かがくっついてきたり……キスしたり、しようとしたり阻止したり……。

三人の積極性に、わたしの心臓が忙しくて。


おまけに、村田さんからの返事が……


"引き続き御三方のお相手、宜しくお願い致します。

それと、今後を私も楽しみにしております"


なんて意味深な文が来たりして。


どうしたらいいのか、頭がパンク気味のわたしはベッドから離れられないでいる。

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