生徒会長に拾われて同居することになりました
薄明
「ひゃーーーーー!」
机に並べられたごちそうを見て感激。
「何好きかわからんかったから適当に出しといた。こんなのしかなくてごめん」
なにがこんなの!?
「いやいやこんなにもらっていいの!?破産するやん」
「え、これでいいんだったら好きなだけ食べて」
悠斗の家ってどんだけお金持ちなの……!?
「いただきます!!」
目の前にあるのは、ティラミスにパフェにフルーツに……と、とにかく甘いものがたくさん!
太ること間違いなしだけど、今日くらいいいよね。
好きなだけ食べて、という言葉に遠慮せずぱくぱく口に入れた。
「あれ、悠斗食べないの?」
大量にあったごちそうも、半分くらいになったけど、悠斗は一向にてを動かそうとしない。
「てかごめん、食べ過ぎた」
生徒会長の分もこれに含まれてるんだと思う。
「俺は別に。甘いものそんな好きじゃないし」