【ご令嬢はいつでもシリーズ5】悪役令嬢の厄落とし! 一年契約の婚約者に妬かれても、節約して推しのライブ予約してあるので早く帰りたい。だめなら胃腸薬ください!

4、謝罪行脚


「 ♪ 君だってそう~ 気になってるんでしょう~ 
 まだ待たせるの? My favorite 信じさせて その瞳
 君がわたしのライフセーバー 愛の海へと導いて!
 ああ、だってそう~ 気になってるんでしょう~ Love so sweet! Yeah! ♪ 」
「ご機嫌でございますわね、ベアトリスお嬢様」

 気が付くと、ヘティたち使用人がくすくす笑っていた。
 あれっ、また私気づかないうちに歌ってた……!?

「ご、ごめん、つい……。気に障ったよね、気を付ける」
「いえ……!」
< 58 / 164 >

この作品をシェア

pagetop