【ご令嬢はいつでもシリーズ5】悪役令嬢の厄落とし! 一年契約の婚約者に妬かれても、節約して推しのライブ予約してあるので早く帰りたい。だめなら胃腸薬ください!
4、謝罪行脚
「 ♪ 君だってそう~ 気になってるんでしょう~
まだ待たせるの? My favorite 信じさせて その瞳
君がわたしのライフセーバー 愛の海へと導いて!
ああ、だってそう~ 気になってるんでしょう~ Love so sweet! Yeah! ♪ 」
「ご機嫌でございますわね、ベアトリスお嬢様」
気が付くと、ヘティたち使用人がくすくす笑っていた。
あれっ、また私気づかないうちに歌ってた……!?
「ご、ごめん、つい……。気に障ったよね、気を付ける」
「いえ……!」