天色ガール【修正版】



「──ぶっ、ギャハハ!! マジかよこいつ、流石になかったことにはできねェだろ……ッ!」


「あ、あの背の高い藍を片手でって……ふはっ」


「……お前、力強ぇな」


「テメェ、藍に何してんだよ!!」



 どうやら藍に蹴り出された時からドアは開いていたようで、この様子を最初から見ていたみんながぞろぞろと幹部部屋から出てきた。


 茜はヒーヒー腹を抱えながら大爆笑していて、想乃は手で口を押さえて吹き出していて、輝はあたしの力強さに感心している。


 そして真琴は……



「藍! 大丈夫か!?」



 すぐさま藍の側に駆け寄り、彼の両腕を掴んでグァングァンと前後に揺さぶっていた。


 ってちょっ、止めて! 止めてあげて! 藍の首があり得ない速度で動いてるから!!



「……ひひっ」



 ガンガン揺さぶられながら不気味な声を漏らした藍。


 その声に恐怖を感じたのか、真琴がバッと彼の両腕から手を放した。



「ふ……、」


「あ、藍? ごめんね。襟引っ張っちゃって」


「……っは、」


「…………藍? どうかした、」



「あは、はははひひへは……っ!!」



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