リベンジ溺愛婚~冷徹御曹司は再会した幼馴染を離さない~


「どこかのカフェに入ってなにか食べる?」

でもお昼にサンドイッチを食べたばかりだ。すると涼成くんがスマートフォンを取り出して耳に当てた。

「もしもし、俺だ。今、休憩中か?」

どうやらどこかに電話をかけているようだ。

「横浜にいるんだがこれから行ってもいいか? ――ああ、ふたりだ」

しばらくして通話を終えた彼がスマートフォンをしまう。

「時間があるんだろ。それなら俺も行きたい場所がある。いいか?」
「えっ、うん。もちろん」
「じゃあ行くぞ」

涼成くんが歩き出す。そのあとを追いかけた。

「どこに行くの?」
「着いてからのお楽しみだ」

さきほどと同じやり取りだが、今度は立場が逆転だ。いったいどこへ行くつもりなのだろう。

しばらく歩いて到着したのは立派な外観のホテルの前。

「えっ、ここ?」
「ああ」

足を踏み入れるのをためらってしまうような高級ホテルだが、涼成くんは立ち止まることなくエントランスをくぐる。

向かったのはエントランスフロアにあるカフェ。

大きな窓から明るい日差しが差し込む開放的な空間だ。天井からはシャンデリアが吊るされ、テーブルやイスなども一目で高級品だとわかるほどおしゃれなデザインになっている。


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