冷血硬派な公安警察の庇護欲が激愛に変わるとき~燃え上がる熱情に抗えない~
呼びかけられてハッと目を覚ますと、薄暗い部屋の中で彼がベッドの横に片膝をついていた。
「うなされていたぞ。大丈夫か?」
心配そうな顔がそばにあり、たちまち動悸が始まる。
間近で寝顔を見られたのが恥ずかしく、笑ってごまかした。
「怖い夢だった気がするけど、もう忘れちゃった。寝言も言ってた?」
「俺の――いや、はっきりとは聞き取れなかった」
大和の首にはヘッドホンがかけられている。
彼の名を叫んだ記憶がぼんやりと残っているが、聞かれなくてよかったとホッとした。
「今、何時?」
「三時四十分」
「大和さんはまだ寝ないの?」
眉尻を下げて問いかける。
徹夜には慣れていると前に本人が言っていたが、明らかに働きすぎだ。
昼間は庁舎で働き、夕方からはこの部屋で捜査にあたり、仮眠程度の睡眠しか取れない日が四日も続いている。
心配する葵の頭に、大きな手がのせられた。
「下の部屋の動きがなくなったから、俺も休もうと思っていたところだ。葵ももう一度、寝てくれ」
撫でてくれる温かい手に胸がときめく。
立ち上がった彼はキッチンへ戻るとノートパソコンを閉じ、そこで寝袋を広げた。
(そんな狭い所で寝ていたんだ)
高身長で手足も長い彼には窮屈だろう。
「うなされていたぞ。大丈夫か?」
心配そうな顔がそばにあり、たちまち動悸が始まる。
間近で寝顔を見られたのが恥ずかしく、笑ってごまかした。
「怖い夢だった気がするけど、もう忘れちゃった。寝言も言ってた?」
「俺の――いや、はっきりとは聞き取れなかった」
大和の首にはヘッドホンがかけられている。
彼の名を叫んだ記憶がぼんやりと残っているが、聞かれなくてよかったとホッとした。
「今、何時?」
「三時四十分」
「大和さんはまだ寝ないの?」
眉尻を下げて問いかける。
徹夜には慣れていると前に本人が言っていたが、明らかに働きすぎだ。
昼間は庁舎で働き、夕方からはこの部屋で捜査にあたり、仮眠程度の睡眠しか取れない日が四日も続いている。
心配する葵の頭に、大きな手がのせられた。
「下の部屋の動きがなくなったから、俺も休もうと思っていたところだ。葵ももう一度、寝てくれ」
撫でてくれる温かい手に胸がときめく。
立ち上がった彼はキッチンへ戻るとノートパソコンを閉じ、そこで寝袋を広げた。
(そんな狭い所で寝ていたんだ)
高身長で手足も長い彼には窮屈だろう。