冷血硬派な公安警察の庇護欲が激愛に変わるとき~燃え上がる熱情に抗えない~
「外に出て人とも会うんだ。てっきり部屋にこもって、インターネットだけで情報収集しているのかと思ってた」
「できればこもっていたいよ。でもお金になる情報はそんなに簡単に手に入らない。だからこんな格好もする」
今日、食事をした相手は経済界の重鎮で、政治家のパーティーで知り合ったそうだ。
「女性よりスケベそうなおじさんの方が楽なんだよね。ちょっと色仕掛けしたらペラペラ喋ってくれて助かる」
「そ、そうなんだ」
葵の仕事は権力者の汚職スクープを記事にすることで、危険だからやめるよう大和に言われてきたが、そのネタを売る沢の方が危ない橋を渡っているようだ。
(サラッと色仕掛けとか言ってるけど、大丈夫? 友達だから心配だよ。今なら大和さんの気持ちもわかる)
着替えを終えた沢と楕円のテーブルに向かい合って座り、差し入れに持ってきたペットボトルのコーヒー飲料を飲みながら仕事の話をする。
沢が五万円で売ってくれたネタはなかなかの大物の汚職で、今度こそと気合いを入れた。
「沢ちゃん、今日はこれで帰るね」
「もう? 夕食、食べていけばいいのに」
沢は食に興味が薄く小食で、食事に誘っても断られる場合が多い。
「できればこもっていたいよ。でもお金になる情報はそんなに簡単に手に入らない。だからこんな格好もする」
今日、食事をした相手は経済界の重鎮で、政治家のパーティーで知り合ったそうだ。
「女性よりスケベそうなおじさんの方が楽なんだよね。ちょっと色仕掛けしたらペラペラ喋ってくれて助かる」
「そ、そうなんだ」
葵の仕事は権力者の汚職スクープを記事にすることで、危険だからやめるよう大和に言われてきたが、そのネタを売る沢の方が危ない橋を渡っているようだ。
(サラッと色仕掛けとか言ってるけど、大丈夫? 友達だから心配だよ。今なら大和さんの気持ちもわかる)
着替えを終えた沢と楕円のテーブルに向かい合って座り、差し入れに持ってきたペットボトルのコーヒー飲料を飲みながら仕事の話をする。
沢が五万円で売ってくれたネタはなかなかの大物の汚職で、今度こそと気合いを入れた。
「沢ちゃん、今日はこれで帰るね」
「もう? 夕食、食べていけばいいのに」
沢は食に興味が薄く小食で、食事に誘っても断られる場合が多い。