冷血硬派な公安警察の庇護欲が激愛に変わるとき~燃え上がる熱情に抗えない~
今夜はひとりだと思うと寂しく、リビングのソファに置いてあった大和の部屋着を抱きしめた。
(今朝話したのに、もう会いたい)
その気持ちに間違いはないが、彼と一緒だと緊張もしてしまうので、気を抜けるひとり時間も貴重だと思い直した。
エアコンとテレビをつけ、キッチンに行く。
食器棚の引き出しから緑茶のティーパックを出してマグカップに入れた。
月見蕎麦は美味しかったけれど、味が少々濃く感じて喉が渇いている。
やかんでお湯を沸かしながらテレビに視線を向けた。
報道番組が始まり、キャスターが深刻そうな顔で今日のトップニュースを読み上げる。
『今日十七時頃、自宅で拳銃を製造、所持したとして二十九歳の男が――』
逮捕されたのは縞森――菜美恵の夫だった。
現場の映像も間違いなく昨日まで葵が住んでいたアパートだ。
規制線が張られ、大勢の警察官が建物を取り囲んでいる。
犯人が拳銃を所持しているため、防弾着に身を包み盾を構えた警察官も複数いた。
その中を、捜査員に両腕を抱えられるようにして菜美恵の夫が現れ、警察車両に乗せられていた。
カメラのフラッシュが眩しいほど浴びせられている。
なかなかの大捕り物の様相だ。
(夜中のあの音は、拳銃を作っていた音だったの?)
(今朝話したのに、もう会いたい)
その気持ちに間違いはないが、彼と一緒だと緊張もしてしまうので、気を抜けるひとり時間も貴重だと思い直した。
エアコンとテレビをつけ、キッチンに行く。
食器棚の引き出しから緑茶のティーパックを出してマグカップに入れた。
月見蕎麦は美味しかったけれど、味が少々濃く感じて喉が渇いている。
やかんでお湯を沸かしながらテレビに視線を向けた。
報道番組が始まり、キャスターが深刻そうな顔で今日のトップニュースを読み上げる。
『今日十七時頃、自宅で拳銃を製造、所持したとして二十九歳の男が――』
逮捕されたのは縞森――菜美恵の夫だった。
現場の映像も間違いなく昨日まで葵が住んでいたアパートだ。
規制線が張られ、大勢の警察官が建物を取り囲んでいる。
犯人が拳銃を所持しているため、防弾着に身を包み盾を構えた警察官も複数いた。
その中を、捜査員に両腕を抱えられるようにして菜美恵の夫が現れ、警察車両に乗せられていた。
カメラのフラッシュが眩しいほど浴びせられている。
なかなかの大捕り物の様相だ。
(夜中のあの音は、拳銃を作っていた音だったの?)