冷血硬派な公安警察の庇護欲が激愛に変わるとき~燃え上がる熱情に抗えない~
生意気で強気な態度の裏に、大和にだけは嫌われたくないという想いが透けて見えていたそうだ。
過保護な大和に子供扱いするなと反発するのに、呆れ顔で黙り込まれると途端に不安そうな顔になる。
どうしたら大人の女性として見てもらえるのかという葛藤まで感じ取ったらしい。
(沢ちゃんにもわかりやすいって言われた。私の気持ち、隠せてないの?)
「あの、そのこと、大和さんには?」
一番の心配は、友人の口から本人に恋心を暴露されることだ。
『大丈夫、言ってないよ。加賀見は天才と言われているのに、色恋はからきしみたい。うまくいって付き合えたとしても、あいつはつまらないデートプランしか立てられないよ。だからさ、俺にしない? 刺激的な大人の恋を教えてあげる』
甘い声で囁くように言われても、まったくときめかない。
少々軟派な気はしていたが、思っていた以上だったかと軽蔑した。
「お断りします。大和さん以外の人を好きになれませんので。電話切っていいですか?」
『待て待て、冗談だから怒らないでよ。加賀見にも葵ちゃんを誘っていいか聞いたら、殺気を向けられたよ。君に手を出せば殺されそうだから、絶対にしない』
(殺気? 大和さんが?)
過保護な大和に子供扱いするなと反発するのに、呆れ顔で黙り込まれると途端に不安そうな顔になる。
どうしたら大人の女性として見てもらえるのかという葛藤まで感じ取ったらしい。
(沢ちゃんにもわかりやすいって言われた。私の気持ち、隠せてないの?)
「あの、そのこと、大和さんには?」
一番の心配は、友人の口から本人に恋心を暴露されることだ。
『大丈夫、言ってないよ。加賀見は天才と言われているのに、色恋はからきしみたい。うまくいって付き合えたとしても、あいつはつまらないデートプランしか立てられないよ。だからさ、俺にしない? 刺激的な大人の恋を教えてあげる』
甘い声で囁くように言われても、まったくときめかない。
少々軟派な気はしていたが、思っていた以上だったかと軽蔑した。
「お断りします。大和さん以外の人を好きになれませんので。電話切っていいですか?」
『待て待て、冗談だから怒らないでよ。加賀見にも葵ちゃんを誘っていいか聞いたら、殺気を向けられたよ。君に手を出せば殺されそうだから、絶対にしない』
(殺気? 大和さんが?)