春待つ彼のシュガーアプローチ
「栞ちゃん、この後ランチ一緒に行かない?駅の近くに美味しいパスタ屋さんあるんだ!」
「うん、行ってみたい」
萌絵ちゃんと外食するの初めてだから嬉しいな。
私たちは足取り軽く教室を出て、そのパスタ屋さんに向かおうとしたのだけれど。
「萌絵!」
「えっ、航生。どうしてここに!?」
「そろそろ終わる頃かと思って迎えに来た。昼メシ食べに行こうと思って」
校門前に立っていた私服の男の子に声を掛けられて、萌絵ちゃんは目を大きく見開いた。
「今日は春休み最終日だから朝から友達と遊園地に行く~とか張り切ってなかったっけ?」
「そうなんだけど、ソイツが急用できて行くの中止になったから萌絵と一緒に過ごしたいなと思って」
もしかして、この男の子って……
会話のキャッチボールを眺めていると、萌絵ちゃんがソワソワしながら私に視線を向けた。
「えっと、栞ちゃんに紹介するね。幼なじみの伊藤 航生。私の彼氏です…」
照れくさそうに頬を赤く染めながら微笑む姿はとても可愛らしくて。
私も笑みが零れてしまった。
「うん、行ってみたい」
萌絵ちゃんと外食するの初めてだから嬉しいな。
私たちは足取り軽く教室を出て、そのパスタ屋さんに向かおうとしたのだけれど。
「萌絵!」
「えっ、航生。どうしてここに!?」
「そろそろ終わる頃かと思って迎えに来た。昼メシ食べに行こうと思って」
校門前に立っていた私服の男の子に声を掛けられて、萌絵ちゃんは目を大きく見開いた。
「今日は春休み最終日だから朝から友達と遊園地に行く~とか張り切ってなかったっけ?」
「そうなんだけど、ソイツが急用できて行くの中止になったから萌絵と一緒に過ごしたいなと思って」
もしかして、この男の子って……
会話のキャッチボールを眺めていると、萌絵ちゃんがソワソワしながら私に視線を向けた。
「えっと、栞ちゃんに紹介するね。幼なじみの伊藤 航生。私の彼氏です…」
照れくさそうに頬を赤く染めながら微笑む姿はとても可愛らしくて。
私も笑みが零れてしまった。