エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
思い返してみたら改めてゾッとして自分の肩を両手で抱きしめてぷるっと震えたら後ろから包み込まれた。

「怖い顔してるなぁ。大丈夫?」

あ、崎本さんだ。
窓ガラスに映った崎本さんの瞳と目が合った途端に感情が溢れてきた。

鼻の奥がツンとして涙が溢れ始める。

「由莉愛ちゃん。家戻ろ。何があったか話して」

こくりとうなづく。

コンビニで何がお腹に入れられるものを買って崎本さんのマンショに入るなり、わたしは,崎本さんに抱きついた。

「怖かったんです。とても…」
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