エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
ワンワンと泣きじゃくった。
そんなわたしを崎本さんはヨシヨシと頭を撫でてひたすら抱きしめてくれている。

「落ち着いてからでいいからね」

こくりとうなづくとわたしは崎本さんの安心できる腕の中でひとつずつ話しはじめた。

「崎本さんの言う通りでした。長谷川さんと言う先輩に今日の朝、強姦されそうになりました」

「は?」

嵜本さんの声音が変わる。
撫でていた手も一瞬止まった。

「ソイツ、メガネかけてるやつだろ?」

いつもより話し方も怖い。
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