エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
「はい」

「この間ファストフードで会った研究室の子の後ろに隠れてたやつだろ。その男。で?『そうになった』ってことは大丈夫だったんだね」

「はい。もう無理って思ったところでお父さんとあの時の女の子が研究室に入ってきたので…助かりました」

ホッと崎本さんが息を吐いた。

「あーその男殺しに行くところだったよ。よかった。けど、怖い思いしたんだね」

こくりまたうなづく。
それで、その時の経緯からお父さんが長谷川さんと結婚させて研究室を継がせようとしていたことと最終的に長谷川さんをお父さんが辞めさせたことまで説明した。
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