エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
ショックだった。

美波の言葉が脳裏をよぎる。

『解放してあげたら?』

解放?

いや…俺は…


俺には…


気づいたら由莉愛に電話していた。

『あ、はい』

『えっと…メッセージ送ったの見た?』

『あ、ごめん。見てない。仕事終わってすぐ会社出たから。今帰りなの』

『後ろ見てみな』

『え?』

由莉愛が振り向いた。
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