エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
「それは違う。わたしが仕事できてるのは拓海がいるからなの。それにプログラムの仕事なんてどこでもできるんだよ。ルーガやめたってプログラムは組めるの」

「だけど…」

「ちがうの。なんて言ったらいいのかな。わたしコミュ障だからうまくいえなくて、要は…」

言葉を探す。

「ずっとゲーム会社にこだわっていたけど最近気づいたの。わたしが好きなのはプログラミングであって、ゲームじゃない。プログラムのあの数字と英語の羅列が好きなの。たぶん根っからの数学者なんだと思う。変わってるのよ。わたしって」
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