エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
「けど、楽しそうだったじゃん。この間会社から出てきたときにさ。お前…男と…」

「え?」

思い返してみて、ああと思った。
刈谷くんだ。

あの時は確か…

「あれは刈谷くんと言って…同期なんだけど、あのときは拓海の話をしていたの。彼氏とインフルエンザで一緒にずっといれて楽しかったという話で、えっと、こんな話したらひくかもだけど…」

わたしは刈谷くんと話した、カップルでするゲームの企画の話をした。
そのときにバトルがいいといった理由とそれで冷やかされていた話。

あれ以来ずっと刈谷くんはそのことで絡んでくるのだ。

じっと聞いていた拓海だったけれど、最後には、吹き出してしまった。
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