エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
「えっとね。由莉愛ちゃん。俺、夜のお店も予約してんだよね。残念だけど、夜ご飯までは付き合ってもらうよ」

「え、ほんとですか?今日は何のお店ですか?」

「……」

くったくなく言う由莉愛ちゃん。
男として意識されていなさすぎてめげる。

って、俺も今まではただ、関わっていたいとか思ってたよな。とふと思った。
関わっていたい。

けど、今日の由莉愛ちゃん。見てたら可愛すぎて綺麗すぎて、関わっていたいじゃすまないことくらいもうわかっていたはずだった。

「フランス料理。行ったことないとこ行こうと思ってね。ちょっと遠い場所に予約してるし、出よ。車出すから」

「はい」
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