二人で紡ぐLOVE STORY
ヒデヤは、睦月の高校二年の時の恋人。
でも、交際期間はわずか三日間。
と言うより……交際と言えないような関係だった。
睦月は、ヤるだけヤッて捨てられた。
ヒデヤは高校内で一番のイケメン。
その頃睦月は、高校二年になる前の失恋で心が病んでいた。
高校一年の時に、三年の先輩と交際していた睦月。
先輩の卒業を機に、フラれたのだ。
その傷ついた心にまんまとつけ込まれた、睦月。
結局ヒデヤは、睦月とヤりたいだけだったのだ。
「久しぶりじゃん!」
「う、うん…」
(せっかく、幸せな気分だったのにな…)
一気に落ち込んでしまう。
「なぁ、久しぶりに遊ぼうぜ?」
「は?」
「な?」
「悪いけど、忙しくて…」
「は?乗りわりぃなぁ!」
「………」
“あんなことしておいて”よくも、遊ぼ?なんて言えるなぁ……
そんな思いで、睦月は思わずヒデヤを睨みつけていた。
「なんだよ…!」
「………ううん。
じゃ…」
そう言って、横を過ぎ去ろうとする。
すると………ガシッと手を掴まれた。
「え……」
「“睦月のクセに”俺を無下にすんじゃねぇよ!!」
そのまま引っ張られ、思わず持っていたランチバッグが地面に落ちた。
「あ…!!!?」
しかも、その上をヒデヤが踏んづけたのだ。
「睦月、お前聞いて……」
ドン…!!!
睦月は、ヒデヤを押し返した。
そして、涙で目を潤ませ睨みつけた。
「は?」
「最低…!!!」
「はぁ!?
……んだよ!!」
ヒデヤも頭に血が上り、思わず睦月に詰め寄る。
胸ぐらを掴んだ、ヒデヤ。
それでも睦月は、ヒデヤを睨みつけていた。
睦月にとって、臣吾の手作り弁当を踏みつけられたことが何よりも悲しくて、悔しくて、辛くて、腹が立ったからだ。
弱くて、お人好しな睦月。
その睦月が、胸ぐらを掴まれても睨みつけている。
さすがのヒデヤも、驚き怯んだ。
そして睦月とは思えない、低く重い声で「離して」と言われる。
ヒデヤはゆっくり手を離した。
睦月は、踏みつけられたランチバッグと弁当を大事そうに抱き締め歩き出した。
謝らなきゃ!!
謝らなきゃ!!
謝らな………
臣吾くん、怒るだろうな……
嫌われるかもしれない……
「うぅ……」
ボロボロ、涙が溢れてくる。
睦月は、その場で崩れ落ちるようにへたり込んだ。
でも、交際期間はわずか三日間。
と言うより……交際と言えないような関係だった。
睦月は、ヤるだけヤッて捨てられた。
ヒデヤは高校内で一番のイケメン。
その頃睦月は、高校二年になる前の失恋で心が病んでいた。
高校一年の時に、三年の先輩と交際していた睦月。
先輩の卒業を機に、フラれたのだ。
その傷ついた心にまんまとつけ込まれた、睦月。
結局ヒデヤは、睦月とヤりたいだけだったのだ。
「久しぶりじゃん!」
「う、うん…」
(せっかく、幸せな気分だったのにな…)
一気に落ち込んでしまう。
「なぁ、久しぶりに遊ぼうぜ?」
「は?」
「な?」
「悪いけど、忙しくて…」
「は?乗りわりぃなぁ!」
「………」
“あんなことしておいて”よくも、遊ぼ?なんて言えるなぁ……
そんな思いで、睦月は思わずヒデヤを睨みつけていた。
「なんだよ…!」
「………ううん。
じゃ…」
そう言って、横を過ぎ去ろうとする。
すると………ガシッと手を掴まれた。
「え……」
「“睦月のクセに”俺を無下にすんじゃねぇよ!!」
そのまま引っ張られ、思わず持っていたランチバッグが地面に落ちた。
「あ…!!!?」
しかも、その上をヒデヤが踏んづけたのだ。
「睦月、お前聞いて……」
ドン…!!!
睦月は、ヒデヤを押し返した。
そして、涙で目を潤ませ睨みつけた。
「は?」
「最低…!!!」
「はぁ!?
……んだよ!!」
ヒデヤも頭に血が上り、思わず睦月に詰め寄る。
胸ぐらを掴んだ、ヒデヤ。
それでも睦月は、ヒデヤを睨みつけていた。
睦月にとって、臣吾の手作り弁当を踏みつけられたことが何よりも悲しくて、悔しくて、辛くて、腹が立ったからだ。
弱くて、お人好しな睦月。
その睦月が、胸ぐらを掴まれても睨みつけている。
さすがのヒデヤも、驚き怯んだ。
そして睦月とは思えない、低く重い声で「離して」と言われる。
ヒデヤはゆっくり手を離した。
睦月は、踏みつけられたランチバッグと弁当を大事そうに抱き締め歩き出した。
謝らなきゃ!!
謝らなきゃ!!
謝らな………
臣吾くん、怒るだろうな……
嫌われるかもしれない……
「うぅ……」
ボロボロ、涙が溢れてくる。
睦月は、その場で崩れ落ちるようにへたり込んだ。