二人で紡ぐLOVE STORY
「私本当は、結構大食いなの…(笑)
お恥ずかしい…/////」

「そうなんだ!(笑)」

「……ひいたよね…(笑)」

「え?なんで?」

「だって、やっぱ花瑛ちゃんみたいに少食の方が可愛いでしょ?」

「そうかな?
僕は、お腹いっぱい食べてるのを見るの好きだよ?
美味しそうに頬張るのとか見るの好き!
僕も料理するから、睦月ちゃんみたいに食べてくれると嬉しい!」

「そっか!
良かった……!」
(ひかれなかった…(笑))

「フフ…でも、その小さな身体の何処に入るの?(笑)」
ホッと肩を撫で下ろしていると、臣吾がクスクス笑っていった。

「へ?」

「睦月ちゃん、全体的に小さいでしょ?」

「あ、ま、まぁ…」

「可愛いな!」

「……/////
そ、そそそ、そんな事…///////」
(やめてぇー、ほんとに心臓がヤバくなるからぁー!!)


だいぶ落ち着いてきて、今はベンチに並んで座っている二人。
「結構食べたね!」
「フフ…そうだね!
臣吾くんも、結構食べるんだね(笑)」

「まぁね!
作るのも、食べるのも好きだから!」

「へぇ~!」
(臣吾くんの料理食べてみたいな〜)

そんなことを考えていると「今度、お弁当作ろうか?」と言われた。

「え!?」
(な、なんでわかったの!?)

「睦月ちゃんは、パン作ってきてくれるでしょ?
だから僕は、お弁当!」

「でも、花瑛ちゃんに悪いし…」

「どうして花瑛ばっか気にするの?」

「え?だって、花瑛ちゃんは臣吾くんの彼女さんだし。
私だったら、嫌だもん。
やっぱ、事前に言ってほしいって思うから……!」

「………」

「臣吾くん?」

「……うん…そうだね。
………花瑛には、確認しておくから」

「それなら!」

ホッと肩を撫で下ろす、睦月。
臣吾は複雑な思いで睦月を見つめていた。

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