【完】同棲ギブアンドテイク〜スパダリ部長と秘密の同棲始めました〜
不服そうに私を見つめる彼をこちらもジッと睨み返して軽く頬を膨らませる。
「……なにか、不満でもあるのか?」
不満でもあるのか、、って。不満しかない!一つとても重要なことを忘れているでは無いか。
「部長、出張中に酔った勢いで立花さんとエッチなことシたんですよね?」
「……また、とんでもない妄想だな」
「妄想じゃないっ!証拠だってあります」
非表示にしていたグループトークを開き、立花さんから送られてきた写真を拡大して部長に見せつける。
「これ、部長ですよね?この後二人で抜けるって立花さんからメッセージが、、」
「……フェイクだな」
っと、一言で片付けた部長は再び私に触れようと手を伸ばしてくる。しかし、納得出来ない私はその手をかわして拒絶してみせる。
「そんな、他人事みたいに言わないでっ!これを見て私がどんな気持ちになったか、、」
「真に受けるお前が悪い。どう見ても合成だろ…俺はそんな色のワイシャツを着て仕事をしたりしない」
確かに、よく見るとシャツの色が淡いブルーな気もする…っが、だからといってこれはどう見ても部長の寝顔、、
「まだ今の役職につく前、上司に飲まされて酔いつぶれたことが一度だけある。その時に撮られた写真が社内で未だに出回ってるらしいから…それを入手した立花が合成して作ったフェイク画像だろ」
言われてみれば…部長のご尊顔が少しだけ今より若く見えるような気が、、しないことも…無い。