国に尽くして200年、追放されたので隣国の大賢者様に弟子入りしました
それからニーナとフェルディナンドは、水晶による浄化方法の効率を上げるため、ひたすら実験を繰り返した。
透明度が高いもの、中に金鉱石が含まれているもの、多面体に加工されたもの……。
様々な水晶を取り寄せて、検証していく。
そんな地道な日々を送っていたある日、賢者の塔に客人がやって来た。
「やっほー。二人が頑張っているから、様子を見に来たよー」
「お、お久しぶりです。ご所望の品をお持ちしました。で、殿下、勝手に入ったら失礼ですよー!」
「マーティス様! ヤンさんも! お久しぶりです」
二人は大きな箱を抱えてやって来た。
「兄さん、早かったですね。ありがとうございます」
フェルディナンドは嬉しそうに箱を受け取ると、早速中身を取り出した。
中から出てきたのは全て水晶だった。
「ニーナ、見てごらん。ルティシアから水晶を取り寄せてもらったんだ。日記に出てきた水晶は、大司教が用意したものだろう? だからルティシア産に秘密があるのかもしれないと思って」
「あぁそれで……。マーティス様とヤンさんが取り寄せてくださったのですか?」
「そうだよー。ちょっとルティシアに用があったから、直接買い付けてきたんだ」
マーティスが水晶を手に取りながら「良い品ばかりだよ」と自慢気にしている。
透明度が高いもの、中に金鉱石が含まれているもの、多面体に加工されたもの……。
様々な水晶を取り寄せて、検証していく。
そんな地道な日々を送っていたある日、賢者の塔に客人がやって来た。
「やっほー。二人が頑張っているから、様子を見に来たよー」
「お、お久しぶりです。ご所望の品をお持ちしました。で、殿下、勝手に入ったら失礼ですよー!」
「マーティス様! ヤンさんも! お久しぶりです」
二人は大きな箱を抱えてやって来た。
「兄さん、早かったですね。ありがとうございます」
フェルディナンドは嬉しそうに箱を受け取ると、早速中身を取り出した。
中から出てきたのは全て水晶だった。
「ニーナ、見てごらん。ルティシアから水晶を取り寄せてもらったんだ。日記に出てきた水晶は、大司教が用意したものだろう? だからルティシア産に秘密があるのかもしれないと思って」
「あぁそれで……。マーティス様とヤンさんが取り寄せてくださったのですか?」
「そうだよー。ちょっとルティシアに用があったから、直接買い付けてきたんだ」
マーティスが水晶を手に取りながら「良い品ばかりだよ」と自慢気にしている。